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Kuganipi Beachside Inn Iriomoteについて
西表島の観光の玄関口・上原港から車で15分、観光の喧騒からは少し離れた静かな地区にある干立村は、人口約100人の小さな集落です。
上原を始め、戦後の移住で拓かれた集落の多い西表島ですが、干立村は500年以上前から続く、サンゴの石垣やヤラブ・フクギの防風林の並木など昔の沖縄の原風景の残る歴史の古い集落で、国指定重要無形文化財の「西表島の節祭」で登場するオホホが有名です。
村の前には美しい砂浜その沖には珊瑚礁が、後背にはマングローブの川と亜熱帯の森が広がり、豊かな自然に囲まれ、その恵みと共に暮らしてきた人々の知恵と文化が残ってる素朴で素敵な集落。
そんな干立村の一番奥、優しい波の音や鳥や虫の声が届く、ジャングルとビーチと村の境界線にあるのが、この二部屋だけの小さな宿・Kuganipiです。
宿の名前・Kuganipiは干立村に伝わる古謡などでもよく登場する島の言葉クガニピ(黄金の日)から付けたもので、吉日・物事を行うに佳い日柄・素晴らしい日といった意味を表しています。
ゲストの皆様に、西表島でそんな一日を過ごしてもらいたいと願いこの名前を選びました。
オーナー 長澤孝道について
大分県出身。1年間のニュージーランド語学留学・2年間の東京での専門学校生を経て西表島に縁あって1999年から移住しました。
最初は2~3年の滞在の予定でしたが、島の自然と干立村の文化・人に魅せられ、西表生活を継続。
シーカヤックガイド、土木建築作業員、宿泊施設マネージャー等の仕事の傍ら、島の人から漁や狩猟・山菜採り・稲作といった西表島の自然と暮らす伝統の知恵と技術を学ぶ。2006年からトレッキングガイドとして独立開業し、自分が大きな影響を受けたしまの自然と文化を紹介するガイドツアーを開始。狩猟で培われた経験と技術で、西表島のジャングルを案内しています。
2016年からは食肉処理業の許可を取得し西表島のソウルフードであるカマイ(リュウキュウイノシシ)の肉を販売する肉屋を営業。
2018年から宿泊施設Kuganipi Beachside Innの運営を始め、3足のわらじを履きながら西表生活を楽しんでいます。
家族は妻と3人の子どもの他、犬・ヤギ・ニワトリ。
村の人からは「ナガー」の愛称で呼ばれています。